整骨院・接骨院の集客に効果的なのはチラシ?ホームページ?マーケッターが徹底解説
集客について考える際に、必ずといって良いほど比較される【チラシ】と【ホームページ】ですが、どちらの方が優れているのか、それぞれのメリット・デメリットにも触れながら解説していきます。
これを読めばチラシとホームページの効果的な使い方が習得できます!
【目次】
整骨院・接骨院のチラシには禁止されている表現がある
整骨院・接骨院の効果的なチラシの使い方
チラシの役割とホームページの役割
チラシでできないが、ホームページでできること
チラシからホームページに誘導する方法
受け皿としてホームページは必須
ホームページ選びを失敗しないためのコツ
整骨院接骨院のチラシには禁止されている表現がある
整骨院や接骨院が配布できるチラシには一定の制限があります。柔道整復師の方は知っていると思いますが柔道整復師法によって掲載できる内容が制限されているため掲載できる情報は慎重に精査する必要があります。
許可されている内容は主に次のようなものがあります。
柔道整復師であること
柔道整復師資格を持つ人の名前
整骨院の住所や電話番号
施術を行っている曜日や時間
出張による施術が可能であること
予約制であること
駐車場があること
これは柔道整復師法第24条によって定められていて、これ以外のことを掲載すると違法となってしまいます。
整骨院・接骨院の効果的なチラシの使い方
チラシはいわゆるプッシュ型の営業に近い側面があります。つまり、「近々いけたらいいな」と思っているけれども、まだ実際には整骨院を探していないユーザーにアプローチする方法です。
そのため、「まだあなたの整骨院を認知していないユーザーに存在を認知させる」、「近隣住民などの潜在層を掘り起こす」には非常に効果的な方法といえます。
チラシの役割とホームページの役割
チラシはまだ興味の薄いユーザー層を掘り起こすのに非常に有効です。
それに対してホームページはプル型営業と言われる「整骨院を探している人をキャッチしていくもの」になります。
そう考えると、役割分担が明確でチラシで興味を呼び起こし、それをホームページでキャッチしていくのがベストな方法といえるでしょう。
実際の行動を考えた際に、チラシが投函されていてそれをみてお問合せするユーザーよりも、「あぁ、そうだ最近肩こりがひどいから整骨院に行こうと思ってたんだ。ちょっと他のところも見てみよう。」→ネットを開いて検索。
といったことが多いのではないでしょうか?
チラシでできないが、ホームページでできること
▼チラシでできないこと
チラシの最大のデメリットは効果計測が不十分な点です。
そもそもチラシを見ずに捨ててしまった人は何人か、
チラシを見た人は何人なのか、
チラシを見て検討したがお問合せしなかった人が何人なのか。
こうした数値を計測することができません。
そうすると、お問合せしようとして諦めているのか、そもそも見られていないのか、この違いによって打つべき対策は全く異なるので、非常に効率が悪いのです。
▼ホームページでできること
ホームページはアクセスを監視することが可能です。
そのため、
どのページが見られていて、
どのページが見られていないのか、
お問合せ直前まできた人が何人いるのか、
なども簡単に計測して閲覧することができ、的確にかつ迅速に対応策が打てるのです。
他にも、チラシでは禁止されている表現もWeb上の医療広告ガイドラインでは禁止されていないため、チラシよりも自由な表現が可能です。
(今後、法改正される可能性は十分にありますので、お客様自身で現在の状況に応じて必ず確認をお願いいたします。)
チラシからホームページに誘導する方法
これにはいくつかの方法があります。
1,チラシにQRコードを印刷しておく。
オススメ度:★★★★★
ホームページのURL(アドレス)が決まっていれば、誰でも簡単にQRコードを作成することが可能です。試しにネットで「QRコード 作成」と検索すると無料で使えるツールがたくさんでてきますので、一度使ってみることをオススメします。
URLを直接打ち込んで検索してくれる人はまずいないので、「もっと詳しい内容はこちらのWebサイトでご紹介しています!→QRコード」というような導線が作れればベストといえます。
2,絶対に1位になれる「○○で検索!」という検索に誘導する
オススメ度:★★★☆☆
必ず1位に来るような検索キーワードであれば、この方法もオススメですが、検索順位は操作できないため、「いざ検索させたい時には順位が落ちていた」なんてことも十分にあります。
もし、この方法をとるのであれば「ユニークな固有名称であること」を大前提に「医院名+エリア名」などで行うことが無難です。
この方法に関してはWebの管理会社様とよく打合せをした上で実施することをオススメします。QRコードなど直接ホームページに訪れる方法ではないため、検索結果上で比較されることになり、予めそういったリスクも承知のうえで検討されるとよいでしょう。
受け皿としてホームページは必須
現在はマーケティング用語として定着した「AISAS(アイサス)」に代表されるように、興味関心がでた後には必ずといっていいほど「検索」されます。
その際に、ホームページがないとせっかく検索したユーザーを取り切ることができず、近隣の整骨院/接骨院にとられてしまうことになります。
また、ホームページに誘導しただけでは不十分で、本当の最終的なゴールはお問合せの獲得なので、そこまで配慮されているかどうかが非常に重要なポイントになります。
お問合せフォームを探す手間は最小になっているかどうか。
どこにいても自分の探すコンテンツを見つけやすいか。
などは非常に重要なポイントになるので注力して確認するべきです。
ホームページ選びを失敗しないためのコツ
デザインが美しい=問合せが増えるワケではない。
最も目にする失敗談として、めちゃくちゃ見栄えのいいホームページを作ったとしてもそれだけでお問合せが増えるとは限りません。
ホームページで重要なのは質×量なので、デザインを重視することは「質」だけを重視していることになります。
また、デザインが素晴らしくても、緻密な導線設計がされていなければお問合せ率は大きく下がります。こうした導線設計は各制作会社のノウハウが大きく出る部分なのでどういった施策をしているのか、必ず確認するべきポイントです。
まずはアクセスを集めることが重要
どれだけいいものを作ってもそこに訪れる人がいなければ無人島でバーゲンをしているようなものなので無駄になってしまいます。
サポート内容をよく確認する
によっては、追加費用が大きくかかる場合が多々あります。
そういった場合の多くは月額が無料だったり、著しく月額費用が低いパターンが多いです。サポート回数無制限を謳っていながらも、ページの追加や修正等に対しては制限を加えられているケースがあるので注意が必要です。
確認するべきポイント4つ
- 修正回数は無制限かどうか
- サーバーメンテナンスは対応してくれるか
- バナーの作成やページ作成に追加費用はかからないか
- ページの修正やちょっとした手直しの回数制限はないか
最低でもココだけは押さえておきたいポイントです。