4つの制約条件があります
弊社の場合、4つの条件があります。
その1つ目が最低利用期間。拘束期間として3年間いただいております。
3年で実際に利益が出るのか?と言われますと、正直微妙な状況のため、本心では5年ご利用いただきたいと思っております。(大概の会社はこの拘束期間がありませんが、逆に、すぐに解約ができる会社は初期費用で元が取れているということです。)
2つ目の条件は、オリジナルデザインではありますが、フルスクラッチ(一から作ること)ではないことです。これについては後ほど詳しくご説明します。
3つ目の条件がデザインの修正回数は原則2回まで、最後の4つ目の条件は半年以内に公開することとなっております。
この4つの条件についてご説明する前に、有料テンプレート型ホームページ提供会社を選ぶ際に気をつけておいた方が良い点がありますので、まずはそれをご説明いたします。
有料テンプレート型ホームページ提供会社のほとんどが、メールを使う場合に別費用であったり、独自ドメインを使う場合も別費用であったり、月額費用を少しでも上げようという工夫をしています。ちなみに弊社の場合、月5,000円(注)でこれらもすべて含まれています。
注:メールアドレスは上限50個
更には、有料テンプレート型ホームページ提供会社の場合、基本的にテンプレートを選んでから自分で作るため、何ヶ月も制作にかかるケースも少なくありません。挫折してしまうお客様も少なからずいます。
申し込みをした時点から課金が開始されるため、初期費用含め、その費用が無駄になってしまうこともあるのです。
弊社の場合も申し込みをした時点から課金が開始されますが、お客様毎に専任担当者をアサインしております。専任担当者は定期的に催促をするため、出来上がらない確率は極めて低くなります。
しかしながら専任担当者がいないテンプレート提供会社の場合は、催促されることもないため、多分、かなりの割合で挫折される方がいると思われます。
ライザップが結果にコミットしている理由あのライザップが結果にコミットしているのは、マンツーマンで共に頑張るからこそ、挫折することなくダイエットに成功できるからです。
従って、専任担当者がいない場合、ホームページ制作で挫折率が飛躍的に上がってしまうのです。
更に挫折して、半年で解約したとしても違約金が発生しないということは、初期費用で原価の回収ができていることを意味しており、有料テンプレート系の場合、本当に安価なのか疑問が残るところでもあります。
さて、弊社の制約条件に話を戻します。
3年間の拘束期間についてはご説明しました。また、半年以内に公開という条件は、専任担当者がつくので、最長でも半年以内には公開をしていただきますよという意味です。
さすがに専任担当がいて、半年以上もホームページが公開されないとなりますと、専任担当が何を言っても難しいと判断し、催促等は一切行わなくなります。(※ただし解約される場合には、3年間の拘束期間があるので、ご注意ください。また申込時から課金は開始されます。)
まだご説明していない制約条件は、「デザインはオリジナルデザインではありますが、フルスクラッチ(一から作成すること)ではない」ことと、「デザインの修正回数は2回まで(原則)」についてです。
特に「フルスクラッチではない」という部分は非常に重要ですので、詳細にご説明していきます。
弊社の場合、オリジナルでデザインをお作りしますが、構造は決まっており、その構造を踏襲した上でオリジナルにデザインをしております。
わかりやすいように、紳士服のスーツで例えてみましょう。
紳士服のスーツには3種類ある銀座テーラー殿が提供するフルオーダースーツが、100万円以上の制作費用をいただいて作るホームページに相当します。
そして百貨店などで行われているセミオーダースーツが弊社のホームページに相当し、更には吊るしスーツと言われている既製品を選ぶだけのコナカ殿などに相当するのがテンプレート提供型のホームページと例えられるでしょう。
ここで、テンプレート提供型のホームページがコナカ殿のスーツに相当するならそれでもいいや!と感じるかもしれません。
それは早計で、もう少し先までこのコラムを読んでから判断してください。
我々のホームページは吊るしスーツと違い、セミオーダースーツですので、その会社様にマッチしたデザインとなり、世に同じデザインは存在しません。
ここまでは容易にご理解いただけると思います。
正直、吊るしスーツを着ていらっしゃる方は多いと思います。変な話、このコラムを書いている私も吊るしスーツを着ています。(笑)
吊るしスーツが多い理由は、吊るしスーツを着ても「自分と同じデザインだ!」と気が付く人が少ないからです。しかし、もしこれをユニクロに置き換えるとどうでしょう?
ユニクロのアウターを女性が買わない理由女性は、ユニクロではアウターを買わず、インナーしか買わないと言われています。ユニクロのアウターは「あっ、ユニクロだ!」と言われてしまうほど多くの人が同じ服を着ているため、少なからず抵抗を持たれるのではないでしょうか?
ホームページも同様で、「あれっ!?これと同じようなホームページを見たことがあるな」という経験は、ほとんどの人があると思います。ホームページはスーツのようにわかりにくいものではなく、ユニクロのようにわかりやすい存在なのです。
テンプレート提供型のホームページが国内で利用されている数は凄まじく、まさにユニクロ状態となっているのです。
会社の顔であるホームページが、「お宅のホームページどこかで見たことがあるなぁ」と言われたら、とても恥ずかしいものです。
それでもテンプレート型のホームページを選びますか?
せめて、セミオーダースーツ以上のホームページを選びたいと思われるのではないでしょうか?
弊社が画期的なのは、セミオーダースーツのホームページでありながら吊るしスーツ価格の49,800円、国内最安値(弊社調査)が実現できていることです。
そのため、ここまで値段を下げられる弊社であれば、「もう少しお金を足すからフルオーダーでのホームページを作ってくれ」というご要望も出てくるかもしれません。
しかし、フルオーダーのホームページをまともに作ると、弊社であっても相当な金額になってしまいます。
ここもとても重要ですので、しっかりとご説明していきます。
弊社がフルオーダーのホームページを作るとその費用は?もしあなたが家を建てたいと思ったら、どのような行動に出るでしょうか?
工務店のホームページを見たり、住宅展示場に行ったり、完成見学会に行ったり、そういった行動を起こす人がほとんどだと思います。
いきなり家を購入する人はいないでしょう。なぜでしょうか?もちろん一番の理由は、高額であるためじっくりと考えて選びたいからです。
多くの住宅メーカーはさまざまな商品ラインナップを用意しています。有名なのは、積水ハウス殿のシャーウッドでしょう。CMをご覧になった方も多いと思います。
それでは、なぜ住宅メーカーは商品ラインナップを用意しているのでしょうか?
住宅メーカーが商品ラインナップを用意している理由とは?家を建てる場合、商品ラインナップも何もない状態で一から家づくりを指示できる人は建築設計デザイナー以外いません。
つまり、ほとんどのお客様は家づくりが初めてです。当然、家づくりのイメージは湧きません。そのため、住宅メーカーの用意した商品ラインナップを見ながら、そのラインナップから修正を加え、自分の家を建てているのです。
つまりスーツで言えば、フルオーダースーツではなく、セミオーダースーツに相当します。
もちろん多くの住宅メーカーは、フルオーダースーツに相当する完全自由設計で家づくりも可能と謳っています。つまり、商品ラインナップにはない家でも住宅メーカーは当然建てることができます。
しかし家を建てた経験も技術も持っていないお客様が、完全自由設計の家を建てられるでしょうか?
家の場合は耐震強度の問題もあり、建築設計デザイナー以外は事実上難しいと思います。その結果、商品ラインナップからプランを修正し、設計して家を建てる、つまり、スーツのセミオーダーが家を建てる場合は主流(注)となっています。
注:吊るしスーツにあたる建売もありますが、建売は注文住宅の1/3しか売れていません。
ホームページも住宅同様、構造から指示できるお客様はほとんどいないこの家づくりと同様に、ホームページの構造からこうしてほしいと言えるお客様はほとんどいません。
ホームページのデザインは、非常に高いデザイン力でもじっくりと説明いたしましたが、中小企業のホームページの場合、
- お問合せを獲得するための視点
- SEOが強くなる構造への対応
- ユーザビリティの考慮
- マルチデバイスへの対応(レスポンシブ)
を考慮しなければならず、それが考慮された構造をサイト制作会社に細かく指示できるお客様はまずいません。
もし細かく指示ができるのであれば、サイト制作会社はフルスクラッチでの制作も当然可能です。
しかし、フルスクラッチでのサイト制作はお客様とのやりとりが膨大に発生し、制作工数が非常に多くなってしまいます。
このお客様とのやりとりなどの制作工数は削減することが難しく、その結果、フルオーダースーツに相当するホームページを弊社が作る場合でもかなりの金額になってしまいます。
またホームページ業界特有の問題として、フルスクラッチは結果的にホームページの欠陥を生む可能性があります。ホームページを作る際は、さまざまな要素を考えながら作っていかなければならず、すべてを網羅したフルスクラッチでのホームページは相当な技術力がなければできないからです。
従って我々は、決まった構造の上にデザインを施す方が欠陥も発生しにくくなり、考慮すべき視点も網羅されているので、結果的に非常にクオリティの高いホームページになると思っております。
ホームページの構造は企業規模によって異なる我々が持っている決まったホームページの構造は、中小企業様向けの構造となっております。中小企業にとって見栄えのする構造です。
ここも重要なポイントですので、詳細にご説明します。
リクルートのSUUMOを例に挙げますが、SUUMOは賃貸だけで掲載件数6百万件以上、その物件を掲載するにはあの構造しかありません。
一方、たとえば30件しか掲載件数がない地元不動産会社でSUUMOと同じ構造にできるか?と言うと、まず不可能です。無理矢理作ったとしても、物件が少なすぎて非常に寂しいホームページとなり、見栄えが悪くなります。つまり、ホームページの構造は会社の規模によっても異なるのです。
ベストなのはセミオーダースーツに相当するホームページ!?話を戻しましょう。
一番高額なフルオーダースーツのように、構造も含めてホームページをスクラッチから作りますと、お客様とのやりとり、更にはデザイン以外にプログラミングの工数が爆発的に増え、弊社であってもかなり高額となってしまいます。
そのため、弊社ではセミオーダースーツのように、できあがっている構造からホームページを作ることが、高いクオリティを維持し、価格を抑えることができると考えているのです。
最後に制約条件の「デザインの修正回数は2回まで(原則)」についてですが、複数のデザインを出してそこから選ぶ、ということは行っておらず、修正回数も原則2回までとしております。
2回修正したけれど、ここだけちょっと文字を修正して、といった程度であれば、3回目も修正することはありますが、2回目の指示とまったく異なる指示が来た場合には別途費用がかかります。
非常に高いデザイン力で説明したように、お客様の感覚で細かく指示されますと逆にマイナスになることが多く、デザインはある程度デザイナーにお任せするのがよいと思います。
1枚のカッコイイ画像でインパクトが出るようにどーんと貼り付けてほしい、という要望をいただくことがあります。
ホームページのトップ画像は大きな横長画像ですので、1枚の画像だけで作ることはデザイン的に難しく、通常は複数の画像を組み合わせて作ります。
仮に複数の画像を組み合わせずに作成してしまいますと非常にダサくなります。
横長ではなく、縦に長くてもよいからと1枚の画像をそのままどーんと載せると、下にかなりスクロールしなければクリックできるところが表示されないため、お問合せが減る傾向があります。
繰り返しますが、ある程度デザイナーに任せた方が見栄えもよいものができることを、ぜひ覚えておいてください。